安治川トンネル

 

名称安治川トンネル
よみがなあじかわとんねる
都道府県1大阪府
市区町村1大阪市此花区
都道府県2 
市区町村2 
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緯度・経度 34.679310,135.467365
路線名称等市道・西九条松島線(→人道)/安治川
種別隧道(道路用)
形式沈埋函
諸元(規模等)通路諸元 長80.6m 幅2.4m(歩道)+4.5m(車道)×2 計11.4m 高 2.87m(歩道)4.5m(車道)/昇降機諸元 車用:3.0m×9.5m (小型2台/15往復/時)2台 人用1.8m×2.3m(20人乗/35往復/時) 4台/階段幅1.4m
材料・構造等コンクリート・トンネル
着工年(西暦)1935
着工年(和暦)昭和10年11月3日
完成年(西暦)1944
完成年(和暦)昭和19年9月15日
文化財指定等選奨土木遺産(H18年[2006]安治川隧道)
選奨土木遺産認定2006
備考この隧道の特徴は、沈埋工法と沈埋函自体が河底橋梁として扱われていること。軟弱地盤の上に沈埋函を設置するため、函自体が沈下しないよう両サイドに昇降機室の基礎と一体となった土台を築き(基礎工/潜函工)その上に鉄筋コンクリート筒状の沈埋管を設置。基礎工の潜函の大きさは23.5×32.52mで、平面積680m2、コンクリート量9347m3、鉄筋量802t、総重量22800t、、沈埋深は北岸O.P-21.6m、南岸O.P-27.0m。この規模は当時世界有数の最先端技術。沈埋函(矩形)は高さ7×幅14×長さ49.2m、容積4800m3、重量約4500t、壁厚70(天井)×80(壁)×90(底)cmとして、側壁及び中間間仕切を桁として考え、予め船渠で製作したものを曳航した。
戦前唯一の道路用河底トンネル/日本最初の沈埋式河底トンネル/ブリッジトンネル戦前唯一の道路用河底トンネル/第2次世界大戦中にもかかわらず、モダニズム建築の特徴を備える。/西区のものと、此花区のものが同時に見られるのが良い。/当初は、車が利用できたが、現在は歩行者のみである。/保存状態は良い。
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参考資料(1)
参考資料(2)

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