名称 | 田君川橋りょう |
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よみがな | たぎみがわきょうりょう |
都道府県1 | 兵庫県 |
市区町村1 | 美方郡新温泉町 |
都道府県2 | |
市区町村2 | |
マップ |
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緯度・経度 |
35.619319,134.468113 |
路線名称等 | JR山陰本線/田君川 |
種別 | |
形式 | 鋼ラチス桁(上路) 全2連中1連目 |
諸元(規模等) | 長38.40m,S19.15m(G+g) |
材料・構造等 | |
着工年(西暦) | |
着工年(和暦) | |
完成年(西暦) | 1912 |
完成年(和暦) | 明治45年3月,明治45開通 |
文化財指定等 | |
選奨土木遺産認定 | 2017 |
備考 | 山口県の徳佐川橋梁、浜坂町の田君川橋梁と共に日本に3つしかないラチス桁橋梁の1つ。ラチス(lattice:英語)とは「格子」の意味で、断面がL字形の鉄材を45度ずつ傾斜させ、互いに直角に交わるように組んだもの。桁の真ん中に向かうにつれ、部材はだんだん細くなります。 明治45年(1912)の開通当時はプレートガーダー方式でした。大正11年の径間拡張工事により単径間から2径間となりラチス桁で増設された。なぜラチスを採用したか。当時日本では大型の鉄製品を造れず、第一次大戦で大形鋼板の輸入も難しかったからです。部材がリベットで結合されたのも人件費が安かったからこそ。今では不可能に近いでしょう。様々な時代の要請に合わせてできた竹野川橋梁。褐色の斜め格子は、澄んだ川と里山という日本の原風景に溶け込み、歴史を伝え続けています。 設計: 鉄道院/現存するラチスの鉄道橋は3つ/物資不足の時代 |