名称 | 新逢坂山トンネル(大津・山科方) |
---|---|
よみがな | しんおうさかやま |
都道府県1 | 滋賀県 |
市区町村1 | 大津市 |
都道府県2 | |
市区町村2 | |
マップ |
地図を表示 » 地図を表示(近隣も含む) » |
緯度・経度 |
34.997519,135.834681 |
路線名称等 | JR東海道本線 |
種別 | 隧道(鉄道用) |
形式 | 煉瓦トンネル(石+煉瓦ポータル) |
諸元(規模等) | 長2326m,幅3.96m |
材料・構造等 | 煉瓦 |
着工年(西暦) | 1914 |
着工年(和暦) | 大正3 |
完成年(西暦) | 1919 |
完成年(和暦) | 大正 8 |
文化財指定等 | 選奨土木遺産(H17年[2005]東山・新逢坂山トンネル) |
選奨土木遺産認定 | 2005 |
備考 | 旧線の勾配は25‰を越えていたため、明治末には勾配改良工事が計画され、1914(大正3)年に路盤工事に着工、1921(大正10)年には新逢坂山トンネルと東山トンネルが開通。これにより勾配は最大10‰に緩和され、距離も短縮。 昭和に入って、列車本数が増えてくると、京都-膳所の線路容量が不足したため、上り線を2線とし、線路容量を増加。昭和14年に測量を開始し、昭和16年11月に新トンネルの着工。昭和19年12月上り線増設工事完了。線路容量が増えた他、列車間隔を広げてトンネル内の煙を逃がすことが可能になった。旧トンネルは低速列車用とし列車間隔を15分とした。昭和31年10月の電化後、勾配登坂に余裕があるので、複線として1線は休止。昭和44年7月には、通勤圏の拡大で滋賀県内から京阪神への通勤客が増えたほか、北陸方面も特急・急行列車の増加などで線路容量の不足が懸念され、草津-京都間を複々線化。旧上り線は下り内線に転用、新上り線は休止線と新設トンネルの組み合わせ。大津側上り線が変則になったのは、出口を確保する適当な場所が確保できなかったため。現在の上り線、入口(山科側)は穴2つ、出口(大津側)は1つ。 大正期最長の煉瓦ポータルをもつ鉄道トンネル/パラペット: 飾り積、笠石: 上部がゴシック風 |