名称 | 旧奈良駅舎 |
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よみがな | きゅうならえきしゃ |
都道府県1 | 奈良県 |
市区町村1 | 奈良市 |
都道府県2 | |
市区町村2 | |
マップ |
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緯度・経度 |
34.680541,135.818971 |
路線名称等 | JR関西本線/桜井線 |
種別 | 建屋(鉄道用) |
形式 | RC建造物(帝冠式) |
諸元(規模等) | 高さ21m/床面積600平方m/重さ3,500トン |
材料・構造等 | SRC |
着工年(西暦) | |
着工年(和暦) | |
完成年(西暦) | 1934 |
完成年(和暦) | 昭和 9年7月21日 |
文化財指定等 | 近畿の駅百選(第3回) |
選奨土木遺産認定 | 2011 |
備考 | コンペに応募されたデザインをもとに、国鉄の技術士らが古社寺の多い奈良の景観に合うように工夫して設計。元の設計では主屋部分+両翼部。右翼部が1958(昭和33)年に増築されたが、左翼部は着工されないままとなった。瓦屋根の最上部には五重塔などに見られる相輪もあり、平等院鳳凰堂(京都府宇治市)などを参考にしたようである。改札のある中央部分と左右の両翼部分からなり、高さ21m、延べ床面積は1093m2。 線路高架化に先立って仮設線路を敷く用地を確保するために、駅舎を解体せず、建物ごと北に18m移動(曳家工事:2004年5月11日)駅舎は2003年9月に仮駅舎ができるまで使用。 駅舎保存の是非をめぐっては、県の諮問機関「JR奈良駅付近連続立体景観・デザイン検討委員会」が2000年7月、解体・撤去を柿本知事に提言。しかし、市民グループから「文化的価値がある」「奈良のシンボル」と反発があったため、2002年9月、県は一転して母屋部分(約500平方メートル)の保存を決めた。駅舎は、奈良市がJR西日本から無償で譲り受けることになっており、市都市計画課は「事業が完了する2010年までに、市民や観光客の意見も聞いて、活用方法を決めたい」としている。 法隆寺五重塔を思わせる屋根: 九輪と水煙,垂木と風たく/車寄せの庇部も寺院風: 軒と天井の垂木/アールデコ風: ステンドグラス,装飾的な柱頭をもつ円柱 名称を選奨土木遺産に修正、よみがなを修正 |
参考資料(1) |