三栖閘門


撮影者: 岡田昌彰

 

名称三栖閘門
よみがなみすこうもん
都道府県1京都府
市区町村1京都市伏見区
都道府県2 
市区町村2 
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緯度・経度 34.923213,135.756044
路線名称等三栖閘門資料館 http://www.misu-museum.jp  , 伏見みなと広場 , 伏見港公園<宇治川~濠川>
種別
形式RC閘門,引上戸(鋼)
諸元(規模等)有効長83.0m,閘室長73.0m,扉室幅8.0m,閘室幅11.0m,塔高16.6m
材料・構造等
着工年(西暦)1926
着工年(和暦)
完成年(西暦)1929
完成年(和暦)昭和4年3月,昭和 37→廃止→平成 2修復→平成15年修復・周辺整備
文化財指定等近代化産業遺産(経済産業省) Story28:日本酒製造業の近代化を牽引した灘・伏見等の醸造業の歩みを物語る近代化産業遺産群
選奨土木遺産認定2010
備考 高さ16.6mの一対のタワーが,幅9m,重量37.6tの鉄製の扉を上下させ,有効長82m幅11mの舟溜(閘室)に水を出し入れし船舶の航行を可能にした.閘高は宇治川側底水位下2.7m,上流側が2.2m,閘門有効長は83mであった.また,前扉は高さ5m,後扉は高さ9mとなっている.マンサード(二重勾配)屋根を持つ,アール・デコ風の一対のタワーは,周辺に何もない宇治川河川敷ではよく目立ち,地域のランドマークとなっている.工費は30万1241円13銭. この他,伏見防水計画では,同じ伏見港に接して3つのゲートを有する三栖洗堰(みすあらいぜき)と,伏見港の上流,宇治川派流の付け根に平戸樋門(ひらどひもん)が建設されている.
現在,水辺に親しめる緑豊かな広場として,多くの市民と観光客に,三栖閘門を含む「伏見みなと広場」が利用されている.
ストニーゲートを復元/アールデコ/職員宿舎操作室も保存/ランク変更B→A

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