名称 | 蹴上浄水場 第一高区配水池(上屋) |
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よみがな | けあげ |
都道府県1 | 京都府 |
市区町村1 | 京都市東山区 |
都道府県2 | |
市区町村2 | |
マップ |
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緯度・経度 |
35.006446,135.789974 |
路線名称等 | 京都市水道局 |
種別 | |
形式 | 煉瓦建造物(切妻屋根) |
諸元(規模等) | |
材料・構造等 | |
着工年(西暦) | |
着工年(和暦) | |
完成年(西暦) | 1912 |
完成年(和暦) | 明治45 |
文化財指定等 | |
選奨土木遺産認定 | |
備考 | 蹴上浄水場第一高区配水池は,赤煉瓦で造られたゴシック様式の機械室が目立つが,本施設の重要な価値は,半地下式の配水池が明治末に建設されて以来いまなお現役で公共の用に供するインフラストラクチャーとして機能している点にある.このように,上水道施設は,単に建築物としての価値ではなく,生活基盤システムの一部としての価値を問うものでなくてはならない.機械室は尖塔アーチの扉を持つゴシック様式,壁面の中腹には石のコーニスをまわし,配水池水面により上下に分節を示す意匠となっている. 第一高区配水池以外にも,第一低区配水池,第一急速ろ過場などの施設が存在したが,いずれも老朽化を理由に撤去,新造された.本施設については,明治期以来京都市水道局の歴史を刻み,京都市民の生活を支えてきた近代化遺産としての保存・活用が望まれる. 入口2ヶ所は,本格的なキャッスル様式,ロンバルディアの小アーケードで装われている |