名称 | ビル・高架道路・地下鉄駅の一体整備 |
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よみがな | びる・こうかどうろ・ちかてつえきのいったいせいび |
都道府県1 | 大阪府 |
市区町村1 | 大阪市 |
都道府県2 | |
市区町村2 | |
マップ |
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緯度・経度 |
34.681781,135.505995 |
路線名称等 | 船場センタービル、市道築港深江線、府道高速大阪東大阪線、高速電気軌道第4号線(中央線)本町駅・堺筋本町駅 |
種別 | |
形式 | |
諸元(規模等) | 事業延長:930m |
材料・構造等 | |
着工年(西暦) | 1967年 |
着工年(和暦) | 昭和42年 |
完成年(西暦) | 1970年 |
完成年(和暦) | 昭和45年 |
文化財指定等 | |
選奨土木遺産認定 | 2020 |
備考 | 本件は、船場センタービルと築港深江線、阪神高速道路、地下鉄駅の一体整備である。本件に係る大阪都市計画街路築港深江線は、大阪都心を東西に貫通する幹線道路として幅員80mで計画され、ここに地下鉄と阪神高速道路を導入することとされていた。本道路が通過する都心部は「船場」と呼ばれ、小規模な専門卸売店が密集して盛んな商業活動が行われていたため、ここに広幅員街路を整備するにあたり、事業費の高騰と事業に伴う商業地の分断が懸念された。これを避けるため、これら商店を収容する建物を建設してその屋上に高架道路を載せるという立体的土地利用を行って解決を図ったものである。このような工夫により要移転者の協力が得られて事業は順調に進捗し、昭和45年3月に開催された大阪万博に間に合わせることができた。 1989(平成元)年度に創設された立体道路制度の先駆けとなる事例として評価される。 |